勇気が湧いて来た!

 週末は地元夏油高原ヒルクライムに参加。スタート15分前まで自宅でのんびり出来ちゃうので甘えてしまいますが、そこが運命の分かれ道。気合が足りないのであります。

 スタートと同時に一気に前に出て、先頭集団の真後ろについて様子を伺い6キロくらいある長いストレートへ。時速35キロ以上は出ているのですがスリップに入り、始めのうちは普通についていく事が出来たのですが・・・。だんだんと疲れが出て来てキツクなって来ます。何度かダッシュで再度後ろに付くのですが、追いつくのに疲れてしまいまた離され始めます。何とかついて行けばかなりのタイムアップになるのですが、気力、体力が尽きてしまい、直線の7割くらいで千切られてしまいました。後を見ても付いてくる集団は無く一人旅でスピードはかなり落ちてジ・エンド。

 チームメイトの女子チャンピオンは、レース前に持ってきたローラー台でメニューを組んでアップしていると聞いて、こりゃーいかん!目が覚めました。

 

 私の今年のコミットメントはアスパラを病気なく育てること。それ以外は全て後回しにして来まして、前半戦を終えた所で油断は出来ませんがこれから出来る事は限られていまして、戦いには勝った感があります。

 

 毎日2回の収穫も始まりますので一旦レースとは離れますが秋に向けて、フルマラソンで初のサブスリー

 結果にコミット致します。まだ3カ月有るので何とかなる。

 

 頑張っている人を見ていると勇気が湧いてきます。

 

 

改めて夏を駆け抜けます。

 つかの間の休みも終えまして、北上にトンボ帰りしたと思ったら今日はアスパラ部会の研修会で、山形の飯豊町のアスパラの産地に日帰り旅行でバスに揺られて再南下致しました。

 飯豊町とと言えば、以前に飯豊山会津側からの上ったところの北側、飯豊町、小国町なんかも聞いた事のある地名です。会津のアスパラは歴史も有って有名なのですが、こちらは20年とまだ歴史が浅く生産者としてはあまり特徴の無い畑で、ひらめきは少なかったといった所です。実は他の地域から北上に見学に来られた時には、同様に見られるのでは無いのかと感じていまして、同業者が見てもよく考えられていて関心される位の特色は欲しいもんです。

 

 朝の出発前に畑の様子を見て来ましたが、出て来たアスパラがかなり長くなって来てしまっていまた。明日からは足元の視界を確保するために剪定して本格的な収穫の準備を始めないといけません。そして来週からはトウモロコシの種まきに除草。新しいアスパラの畑は先日土壌診断を改めてしてもらい、土作りの微調整を少し行って除草も必要です。

 そしていよいよ夏のアスパラを売る為に少し「業」に取り掛かりたいと思っていて、準備は始めているのですが、いよいよ露出度を高めて行きます。

 

 やるべき事が盛りだくさんで、一気に夏を駆け抜けます。

 

 

茨城の海岸線は...寂し過ぎるでしょ!

 天気予報で雨は回避したのですが、日々風を読んでいる農家としてあるまじき失敗を...。 

 いわきから南下して南風が強くなって来たなと天気予報を確認すると、南の風6m、6m、終日6m。対向車のトラックからの急激な突風に何度も吹っ飛びそうになりながら、インナー縛りで時速20キロを超える事は皆無でした。

 高萩、日立、東海、ひたちなか、大洗、鉾田、鹿嶋、海岸線を突風と砂ぼこりをもろに受けながら走り通しました。

 永遠と続く茨城の大規模な畑作地帯は、風が強いせいか人の気配が少なく、町はかなり疲弊している様に感じました。時期なのかもしれませんので、本当の理由は分かりませんが、何か考えさせられる物があります。

 これだけの広大な土地を畑にして、大量に収穫して利益を出す為には、機械化は必須でして、人の手間を掛けない農業を徹底的に追求しているのが見ても分かります。初めは凄いな〜と感じていたのですか、地域が潤っていない。数少ない農家が利益を挙げて、人は雇わないか外国人労働者を扱っている所もあるでしょう。

 本当の現実とはかけ離れた考えかも知れないのですが、私の感情はゆさゆさと揺れ動かされまして...。

 

 明日は同様の風と雨も混じりそうなので、予定変更しで電車て実家に帰る事にしました。最後に訪れたJR潮来駅。駅前の潮来釣具センターで幼い頃からのアイドルJIMに会うことは出来ませんでしたが、鹿嶋線は夕方からはほぼ無人駅でワンマン電車でも無いので乗り放題。疲弊を通り越して、笑うのも通り越して、悲しい気持ちになりました。

短い夏休み。

 日曜日は仙台にて短い距離のトライアスロンの大会に出場。国体の岩手県代表の予選レースと位置づけられているだけでなく、テレビで見れる、本格的な暑い戦いが見れたのは、キッヅ、高校生、大学生と各年代の毎のエリートレースも同時開催されているからでしょう。

 

 私はというと、国体代表選手との暑い接戦い(女子)の末、千切られてランで撃沈。充分楽しませて貰い、また1年間レベルを上げる為に、再スタートを切ります。後日詳細は載せたいと思います。

 

 そして昨日、今日と残した仕事をやり遂げる為に、馬車馬のように働きまして、2日間の夏休みに入ります。

 

 週末にまた地元の自転車レースがありますので、トレーニングがてらの輪行旅行。

 10年程前に北海道を一週間して帰ってきて、その数年後にいわきまで行って来たので、今回はいわきから南下して房総半島を一周を目指します。

 今日のうちに、いわきまで行って来ます!

 

血の気が引きました。

 週末はトライアスロンの大会ですので、やっと準備を・・・。決勝用に中古で購入していたホイールをやっと出しまして、新品のチューブラータイヤのベット作りに、古いタイヤの接着剤をはがすのに、親指の指紋をすり減らしました。

 今さらかと怒られそうですが、ギリギリにならないと出来ない物で先ほどタイヤの準備完了して明日少しバイクに乗りしっかりとメンテナンスしたいと思います。

 

 今日実は畑でアスパラの病気を初めて発見。血の気が引きまして、一つでは無いはずと全体をチェックして、圃場全てで3つの病変を除去しました。何時かはお目にかかるとは思っていましたが、いざ発見すれば動揺するもので、昨年大量の病変を狩って外に出した重労働を思い起こしました。

 

 という事で明日は再度、治療の効果もある薬を撒く事を決めまして、再度チェックもしないといけないと考えますと、大会への前日入りとコースのチェック、試泳は諦める事にしまして、しっかり自宅で準備して行きたいと思います。

 

 しかし一つ嬉しい事もありまして、夏芽のアスパラが少し頭を出し始め収穫も昨年よりも早まりそうでして、もしかして少し早めの夏休みが・・・微妙な感じになってきました。

雨が降る前に・・・悔いが残りました。

 雨が降る前に薬かけをしてしまいたかったのですが、中々風の治まる事が無く他の作業との関係もあり出来ずじまい。今朝暗いうちから始めようかと準備しましたが雨が早まって願いはかないませんでた。まあ仕方がない、露地の難しい所でも有ります。

 という事で、久しぶりにゆっくり寝てリフレッシュ!いろいろ溜まった片付けや、週末のトライアスロンの準備も出来たような出来なかった様な中途半端な感じになりました。

 

 急になんだか一夜漬けの様にトレーニングを始めまして、今日はスピンバイクのレッスンから、1時間のジョギングで約2時間動き続け、明日、明後日までは頑張ろうかと思います。

 やっぱり目的や期限がある事で、普通にやらない事が出来てしまいます。なかなか忙しくて大会に出る暇が無くても、数カ月に一度でも目的をもてば、体力の維持に綱がります。

 特に農業では同じ作業も多くなり、一部分に負担が掛かる事も多いので、基礎体力と体のバランスを整える為にトレーニングは必須、手の指の関節が使いすぎて痛いのはどうにもなりませんが・・・。

崩壊寸前のアスパラの産地

 最近の小学生はお目が高い!

 暖かくなってきて、荷物が無い時はバイクを足にしていますが、信号待ちで南小学校の生徒達みんなで集まって来てカッコいいを連発。君たち分かる子たちだね~。

青信号からのエンジン音も軽やかになります。

 

 今日は農協のアスパラ部会の講習会にも参加。忙しくて他の圃場を見ていないのは、天候や気候が同条件の圃場の横の比較、分析の機会を逃しかねないのですが、こういう機会に皆さんにこれまでの生育状態を聞く事も出来ますので、大変重要です。

 気になるのは病気の発生状況でして、うちは今のところゼロですが、他圃場も無いとすると雨が少ない天候のおかげだった可能性も有りますし、これまでやって来た結果が良かったのかどうかは確定しない訳です。

 そして見て来た圃場は病気だらけ・・・。他にも優秀なアスパラ農家さん達も昨年ほどではないのですが、ちらほら病気が発生しているそうで、いくつか要素があり確定は出来ませんが、確実に効いた作戦が自分にはあるのでした。

 まだまだ予断は出来ませんが、私のここ数年の経営にとっては一番重要な要素なので少し自信がつきました。

 

 ネットで資料を調べるだけでいろんな産地での試行錯誤を見る事が出来るのですが、状況や気候が違うので全ての良かった事を真似していたら、途方もない時間とコストが掛かるのは当たり前。その中でどのタイミングで何をやって何をやらないのか、これからも最大限注意して取り組んで行きます。 

 病気に押しつぶされて壊滅状態になったアスパラ産地がいくつも有る事は、知っているはずなのですが、農協さんや普及センターさんはオリジナリティの無い一般的な事を何時まで並べるのか。

 

 確実に言えるのは、殺菌剤による防除は必要条件ですが十分条件では無い事。それを踏まえて十分要件となり得る対策をどれだけ出来るか。産地を守る指導する立場としては、いくつかの圃場で実験的にテストをして、十分条件を絞り込んで爺さん達が出来ない事をいかに共同で、コストと時間を掛けずに全体のレベルを上げて行くか。

 

 そんな事言っても今はみんなピンと来ないでしょうが、崩壊寸前の産地を放ってみている訳にも行かないので、何とかして今年を成功させて未来を見て行きたいと思います。