百人力

 朝は真っ白、昼にはまっ茶。今日も朝夕で全く違った景色になる楽しい季節です。

 

 やっとバックホーが威力を発揮しています。百人力とはよく言った物で、道なき道の全てを押し寄せて、高い所の枝をなぎ倒し、太い幹の根っこごと一掴み。ほんと100人いても出来ないような事を疲れ知らずで黙ってこなす。これ考えた人天才。

 

 人口知能が人の労働力を奪うなんてネガティブな心配している人達もいますが、こんな大きな重機が出来た時も同じような感覚はあったと思います。しかし時代は高度成長期でみんながもっと良い生活を求めて夢みていた時代には、そんな発想は無かったでしょう。神様、仏様、重機様!。

 やっぱり人間今に満足していてはつまらない。新しい事を発想するのは難しいけれど、実は有るのに存在を知らない、気づいていない事がいっぱいあります。重機を覚えたのでまた世界が広がりました。物が無くったって発想さえあれば、何でも借りるて来る事が出来る世の中で楽しすぎます。

 

 熊本に行った時も重機ボランティアなる集団もいました。へー位にしか考えていませんでしたが今思えば助かるだろーなー、役に立つだろーなーと感心します。全て自費で重機持って被災地へ突入し帰って行く、ワイルドだろう~!