「農」と「業」

 毎日単調な日々が続きますが、確実に日に日に環境が整って来ています。日に日に自分の手の入った畑に変わって来ていますし、スペースの使い方や物の置く場所が決まって来て、いろいろ欲も出てきて、快適に過ごす為の欲しい物も増えて来ています。

 コンテナの色も塗りたいし、休憩するスペースも作りたいしと夢は広がって来て楽しんでいますが、暇を見つけて少しづつそろえて行きたいです。

 

 自分の思うように形を作って行く事はすごく楽しい作業です。以前に建築の設計士さんが、趣味でやるなら建築士はこんな楽しい事は無いとおっしゃっていました。自分の思いを自分の好きなように形にして行く、男のロマンでしょうか。

 しかし趣味でと言うのがミソで、雇われていたり、経営、お客さんのニーズや営業方針など、業となると辛いことが多くなって来ます。

 

 農業でもよく言われる事が、「農」と「業」をどうバランスしていくか。

 最高に一流の「農」を手に入れている人は「農」だけでも食べていけますが、ほんとに限られた人達のみ。みなさんうまく「業」を取り入れてやって来ています。

 一流の「業」を持っている人たちは一流の「農」は買ったり雇ったり出来ると考えています。

 私はどちらかと言うと「業」に行きがちなんですが、しばらくは「農」を身に付けようと我慢しています。やはり一流の「農」は絶対必要条件だからで、知っておかないと面白く無いと思っています。どうにかして近道を探さないとと思っていますが、なんだか目の前の作業でいっぱいいっぱい。

 時間は作るもの、そろそろ別なアイデアを考える時期だと感じています。