山形の最上町へのアスパラ視察。

 金曜日は農協の野菜部会の主催で、山形の最上町の農協とアスパラ農家の視察へ連れて行ってもらいました。

 農協のリードで平成16年から毎年作付け面積を増やしているようで、農家の知りたい細かい経営の事よりも、農協の方々にとっては大変勉強になる事が満載だったように思います。

 北上市もアスパラの売り上げを伸ばそうと掲げた目標はあるようですが、実際数値目標に対して、どれだけ何をやっているか、P、D、C、Aがどれだけの回転数で回っているかというレベルには程遠く、掲げた目標は名ばかりの成り行き任せのなのは言うまでもありません。勉強になったと思う農協関係者がどれだけいるかは分かりませんが・・・。

 最大の違いは、農家の経営に入り込んでいる事。どれだけのボリュームでどれだけの売り上げと利益を上げれるかをしっかり理解して分析して、農協自ら改善している点。何故かというと、新規でアスパラを始める人たちに、いかに説明して初めてもらうかを日々観察しているからでしょう。

 

 どれくらいだか分かりませんが20代、30代のアスパラの定植者も多い様です。北上では定年退職後に始める人が多いですので、平均年齢の違いを比べてみたら面白い事になると思います。

 

 どちらにしても掲げた目標に対して、何時、誰が、どれだけコミットしているかで全てが決まります。