葉っぱのフレディ。

 聖路加病院の日野原さんが亡くなられました。以前に葉っぱのフレディのミュージカルをTVで見た記憶があります。

 105歳ですのでさすがに年上の人は数多くいませんし、100歳以上でここまで語れる先輩もいません。命という時間の大切さを子どもたちに教えて回っていましたが、自分の為だけに時間を使うのでなく、何か人や他の事の為に自分の命を使うように教えていました。

 これは実は子ども達にだけでは無く、生きている人すべてに伝えたかったのでしょう。

100歳過ぎても生涯現役で、人の為に生きていました。

 普通ならば残された人生の短さに落胆して、どうせ後何年かしか生きられないしと考えて何も出来なくなってしまう所が、いざ他人や将来の人類の為に生きていれば、最後まで残すところなく自分の時間を大切に現役でいられる。

 他の事の為に生きていると考えると、実は自分の為になっているという単純なからくりです。

 

 直ぐに忘れてしまいそうな事ですが、考え方として長く生きて行く上で大切な事だと思います。