一難去ってまた一難。

 コンバインの部品が多すぎる。これは機械の技術が少しでも掛けていると、自分で長く管理するのは難しいですね。業務用で一年に一回使う物を、業者にメンテナンス依頼していたら話にならないのは想像がつきますが、昔はそれが通るいい時代だったんでしょうね~。

 壊れて動かない原因をひとつづつ潰していくと、ベルト、ワイヤー、カッター、クランク、クラッチ。一個直すと次の悪い所が顔を出し毎日部品を取り寄せるもんだから時間ばかりかかります。

 

 全て悪い所はしらみつぶしに直して、今日はプーリーの中に入っているワンウェイ?カム?クラッチみたいのがどうも滑っているようです。自転車でいうフリーハブのフリーの部分と言えば分かりやすいでしょうか。

 明日の朝に入荷してもらえるそうですが、金額聞いてびっくり59800円!

ジャイアントの自転車一台買えるでしょうが!て言うのは一般的な考えですが、専門的に考えるとこんなの標準品で特殊な設計にする事無い部品ですし、一桁金額違うでしょう。標準部品で5000円から10000円てとこでしょうか。中身をばらして寸法を見た訳ではないでので分かりませんが、どんな部品が入荷してくるのか。軸のシャフトがギザギザでそこが特殊だと言われそうですが・・・。特殊な設計にする意味はメンテナンスで金取る為なのかどうなのか?

 

 工場内で使う業務用の装置を設計をしていた私には、消耗部品をいかに取り換え安く、標準品で安くしてメンテナンス費用を抑えられるかが将来的な勝負になると考えていました。もちろん直すのも自分達ですし費用も自分達持ち。

 農機具の場合、直すのは業者ですが費用はお客さん持ち。もちろん取り換えずらい方が時間稼げて良いのでしょうかね~。どちらも業務様ですが、えらい違う装置になります。