人の話をいろいろ聞くと、こちらもいろいろ考えて勉強になります。

 昨年1年間いろいろお世話になった商社さんの、新年のイベントとして展示会とゲストを呼んでの講演会が有りました。20年以上毎年行われているそうで、岩手県各地に支店があってなんて全く知らなかった私には、立派な会社だなと感心しました。

 

 話を聞いた一つ目の講演は、旧暦を使った気候の考え方。全く未知な私にとって新鮮な話と、講師さんの知識の豊富さには関心しますが、365日の太陽暦とは違った世界っていったいどうなんでしょうか。

 旧暦は地球の周りを回っている月周期で一年を決めるのですが、月の引力が本当に地球の気候や生き物に変化を与えているのか?全く興味が無かったので知らないのですが、潮の満ち引きが月との関係があるのなら可能性も無く無いですし、ウミガメが卵を産むのが月と関係あるなんて聞いたこと有りますが、明かるさや、潮の満ち引きの問題なのか?化学や物理的に変化があって、気候や植物の生育に影響を与えている存在なのかどうか。少しだけ興味を持って見て行きたいとおもいます。

 

 二つ目は、石川県で30aの農地で1200万稼ぐという本を書いている著者の方の講演。アマゾンで農業関係の本を探していると、必ず出て来る本なのでタイトルだけは知っていましたが読んではいませんでした。

 無農薬の野菜セットをメインに、ネット通販で漬物やお菓子なんかの加工食品にして売ったり、SNSで集っていろんなイベントやってファンを集めて販売に繋げているのでしょう。

 農業の6次産業化とよく言いますが、私の考えでは農業しながら、食品加工業をして小売業に進出するということでして、農業が良くなる訳ではなく他で稼ぐんです。極端にいえば、さらにレストラン、カフェ、バーに飲食業に進出して、農業体験なんかや畑を公園や、娯楽施設で宿泊もしてもらいサービス業に、医者を雇って薬の処方に健康な食事の管理やコーチング出来る病院や、畑で運動して汗を流してもらい健康維持にエクセサイズ!

 30aの畑で年商10億も夢じゃない・・・農業か?となる訳でして。

 農業やりたいと農協にいる親戚に相談にいったら、絶対やめた方が良いと言われてがっかりして、自分は農業やっていて儲かって楽しくて幸せでってみんなに伝えたいという所は、私もこの2年間で感じていた事でしたが、私は少し違ったアプローチで進めて行きたい所です。

 しかし、大半が年配の農業だけやって来た方々の前で、SNSでファンを集めて販売に繋げてって、水と油みたいな話でしてどれくらい響いたんでしょうか。