冬を越した野菜達で、バラエティー豊かになりました。

 午後から雨予報のはずが、朝起きたら晴れ予報になりました。雨ばかりなのも作業が進まず大変なのですが、晴ればかりなのも他の心配が出て来てしまいます。何でも極端なのは駄目になりがちです。

 

 雪解けから一気にうちの冷蔵庫も春を迎えまして、頂いたネギや、前の畑からキャベツ、ニンジンと雪の中で冬を越した野菜達でバラエティー豊かになりました。季節を感じて、ある時にある物を中心に食べる事が自然のリスク回避だと常々感じていまして、いろいろな食べ物をバランス良く食べる事が出来ます。

 今、地元でとれる物ばかりだと、アスパラが出たらアスパラばかり、キャベツが出たらキャベツばかりになるので偏った食生活になると思いがちです。しかし、そうではなくどういう事かと言いますと、世界のいろんな適地で栽培された作物がスーパーで市場を通して一年中売られていますので、買う事が出来てしまう時代です。イチゴが好きなら一年中イチゴを食べる事も可能でして、そのバランスは自分でコントロールしないといけなくなりますが、好みもあるので不可能でして自然と偏りが出来てしまいます。

 近くで出来た物、旬な物を食べていたら、一年間でバランスが自然と取れてしまうと言う原理です。その時期ニンジンしか無ければ嫌いなニンジンも食べないといけませんので、好みでの偏りも少なくなります。

 

 何でも極端なのは駄目でしてバランスがリスク回避の全て、自由には責任が伴うとは良くいいますが、その通りでその責任は自分が取らないといけなくなります。