年に一度のユーザー車検に、雨でバッチシ仕事の出来ない午前中に予約を決めて行ってきました。
黒煙試験に毎年引っかかるので、車屋さんで教えてもらった、高圧洗浄機で予めケツの穴から水をぶち込んて洗ってから行く作戦で行くのですが今年は通用せず、車検場の若いお兄さんに聞いた、添加剤ガソリンに入れて少し走れば数値が下がる事があるとの事で、都南のオートバックスにひとっ走りして、激的に改善して事なきを得ました。
待たされるとイロイロ考えるのですが、車検証をもらうまでの少しの間タイムマシーンに乗って考えました。
北上に越して来てこの盛岡陸運局に来るようになって毎年22年くらいは通っていますが、景色が全く変わっていないのです!
紙の様式から、印紙にスポンジで水を付けて貼りつけたり、コンピュータで読み込むとこは鉛筆書きで。もしかして、ここにいる人達も年を取らずに一緒・・・、と思うくらいです。数年で事の概念すら変わるこの世の中でタイムカプセルに隔離されています。
ちょっと考えれば、予約時に重量税と手数料をカード決済して、当日はマックのドライブスルーのごとく直接車検場に入って予約の確認して、出口で新しい車検証をもらう事はできまして、車検場のおじさん達以外ごっそり人員削減出来ちゃいます。
ちょうどアマゾンの日本の社長か誰かが、zozotownとのアパレルの比較でインタビューに答えていました。私達はお客様しか見ていませんから、お客様のニーズを汲み取る事に全力を注いでいて、他社を見る暇は無いとの事。嘘でもそういう風に言えるのは凄いなあと思いました。
陸運局はどんな組織だか分かりませんが、横(他社)はいない訳で、下(客)を見ても得にもならないし、上(国)からは指令も無いと・・・。改善したら自分達の仕事が無くなり、タイムカプセルの出来上がり。
仕組み通り、成るべくして成っています。