ネギの品質。

 突発的に解約したので間に合わなかった、光回線が半月ぶりに開通しました。大分前はNTT直の光回線でしたが、傲慢な会社に嫌気がさしてプロバイダーからの契約の光回線に変更していましたが、システムはNTTが牛耳っているようでそこに手数料を支払ってプロバイダーが借りている形なのでしょう。工事等のハードの部分の自分達の仕事を守ろうとしているのが見え見えで、非効率な体質はそのままでして、有線でのネット環境の値段が下がらない、進歩が遅い理由がここに有るのでしょう。

 半月ほどスマホだけで生活していましたが、案外、必要最低限の部分は行けちゃう物です。しかし早速、無制限で安心な動画や音楽を安心して始めてしまいます。次の2年後は、また違った世の中になっているのでしょう。

 

 先日、焼き鳥などの食品会社と多数のネギ農家の打ち合わせに、何故かアスパラ農家一人で参加する機会に恵まれました。興味深い話がたくさんで面白かったのですが、凄く大切な事を発見しました。

 ネギだけでなくその他の野菜の大半が市場では、昔からA品、B品、C品と見た目の規格でランク付けされて、もちろん買取価格も大きな差を付けられています。ネギの場合も曲がりや傷、色などで縛られて、A品の割合を高くする事が農家の生命線だったりしちゃいます。ネギは緑の部分に最初に痛みやギズ、病気の症状が見えてきてしまうので、一生懸命管理して障害を失くそうと時間とお金、薬なんかも使います。しかしここの緑は実は東北の人達はあまり好んで食べないと言う現実が有ります。

 スーパーで買い物しながら買う人を観察していると、同じネギをじっくりと手に取って吟味している人を良く見ますが、お前だけ良いの探そういうその根性に「汚い手で触るな、満足かい? この、ブタ野郎!」と、にしおかすみこの様になりますが、実はこの行為がのちのち自分達に降り注いできます。

 

 少しでもキズや形が悪いとスーパーでは売れ残る。→スーパーではA品が好まれ規格を重視してA品以下の値段が下がる。→農家はA品を作るのに時間とコスト、もちろん農薬もじゃぶじゃぶ使う。→値段が高く危険で味はともかくな商品がスーパー並ぶ・・・。

 と言う訳で、どんな環境でも高品質の安定した作物を作るのが農家の技術なのですが、世の中全体を考えるとこうなっています。

 

 久しぶりにキーボードで大きな画面見て考えて、話が長くなりました。