新たなステップアップ。

 トウモロコシが大分いい感じに育って来ました。そこで朝市にアスパラ買いに来て頂いたお客様にプレゼント致します。数日間は大量です。

 もれなく虫付きで持ってけ泥棒...!

 

 そして、来年の新たなステップアップが頭の中を駆け巡っています。

まず一番に、新植のアスバラにハウスをかける事。

 初めてアスパラを植える土地ですら病気の感染は止まりません。土壌の菌量と言うよりも、空気から風に飛ばされてあちこちに降り注いでいるのでしょう。風当たりと、雨による菌の胞子の拡散は他に防ぐアイデアが有りません。

 あと残り120m位は必要でして宛もありませんが、来月から早速飛び込み営業をかけるつもりです。多分、直ぐ見つかってしまって、冬も働く事になるでしょう。

 今建てているハウスで、オーバースペックな部分は出来るだけ削除して必要な物は補強していて、大分コストダウンは出来ていますが、冬に時間はありますので、出来るだけ新品にお金をかける事はしません。

 

 そしてもう一つが秋の施肥。転流促進も含め全国様々な考えのもと思考錯誤をしていますが、各農家の様々な事例をパクっても条件が違うのが土壌の難しいところ。もちろん量を採りたい、美味しくしたいと目的も様々な事は言うまでも有りません。

 ちょうど農協主催のアスパラ講習会で普及センターの方と話す機会がありました。やはり答えは同じでして、発表出来るような答えは無いのですが、なんかちょっと矛盾を感じました。

 いろんな失敗や無駄を繰り返して要因を絞って確率を上げる事しか方法は無いのですので、上手く行った事よりも失敗した変わらなかった、多くの事例や実験の状況報告をしてほしのです。失敗した宝の山を無駄に捨てないで欲しい!

 

 これは農業に限らない話かもしれませし、いろんな企業の思惑も絡んで来るのでしょう。