いよいよ始まりました。

 金ヶ崎のビニールハウスの解体と並行して、畑での作業が始まりました。畑に繋がる農道の入り口を除雪してもらい道路の開通と共に、アスパラ畑の畝の土が見え始め、全てが流れるように動き始めました。

 今日は畑に土作りの先生に来て頂き、根の生育状況の確認と土壌診断に使う土を採取。根は毛細血管の様な細かい根の付いた貯蔵根が網の目のように張り巡り、糖度は14度~23度、昨年とは比べ物になりません。

 養分転流を促進すべく秋に撒いた堆肥の養分が少し残ってくれていて、これから入れる堆肥達と上手く繋がってもらって、科学肥料を使わない味わいのあるアスパラを目指します。

 場所によって病気の出方がはっきり違うのが、今の畑の課題なのですが、はっきりしとした原因は分からないので特効薬は無いのです。いろいろとトライして良かった事を続けていくうちにレベルが上がって来て、全体が同じような状況になる事が望ましいと感じています。

 融雪に炭と灰と少しの堆肥と土壌改良剤を撒いて、体中が粉まみれ。土の乾くのを少し待ちます。