兼業農家を支援する?

 朝8時半には農業生産法人から出て来た大型の機械達が、あちこちに出発して行きます。沢山の雇用を生んで、会社がどうなのかは分かりませんが、従業員がお給料から国に税金を納めているのが良く分かります。私も自分なりの方法で、ゼロから税金を納められる所まで早く行きつかないといけません。

 

 以前に市で兼業農家のこれからをどうして行ったら良いのかと、アイデアを募集していました。年金を貰いつつも、殆ど利益の出ない稲作を営んでいる叔父さんの事を見ながら、少し考えていました。

 正直言いまして、片手間に無理なく収益向上を実現できる事業は存在しません。簡単に収益が上がるならば誰もが真似をしますし、沢山の人達が真似をすれば、供給量が増えて物は余ります。資本主義社会ですので当たり前の事で、常に考えながら小さな違いを見つけ続ける。ほんの些細な違いでして、トマトで成功した?キャベツで成功した?そんな世界はあり得ません。稼げる人は何をやっても稼げるのです。

 飲食業、建設業などの他の事業形態の経営との兼業を勧めるならば意義が見つかりますが、サラリーマンとの兼業で良い事は何一つ見つかりません。勤めている企業にもよりますが、農業のだが副業で暗黙に認められているのも、おかしな世界です。

 

 利益を上げずに税金も納められなくても、先祖代々引き継がれた自分の土地で、好きでやっている人達を止める訳には行きませんが、行政が流れを変えるは事は出来ます。

 利益を出して税金を納めている農業者を優遇する事です。税金を使い金銭的ですと嫉まれますので、いろんな面で分かり易く尊敬されて優遇されるべきです。

 そう考えるとふるさと納税は、お金持ちが優遇されるバカげた政策だと言われがちですが、税金を沢山納めているので優遇されて、地方にもお金が回る良いシステムの様な気がして来ました。