ヤフーとLINEの経営統合。

 昨晩からヤフーとLINEが経営統合の協議に入っているとニュースで騒がれています。

 今年からうちの畑でも、ヤフーの運営するPAYPAYとLINEPAYの加盟店となって、お客様のアスパラの購入に使える様にしています。しかし、実は使ってくれるのは数人でして、LINEPAYに関してはゼロ。LINEPAYはメッセンジャーアプリを利用して決済後に友だちとして繋がり、告知等が簡単に無料で出来て最強だ!と話をしていたのですが・・・。PAYPAYの強みは地道な活動で営業マンが加盟店を開拓していまして、NO.1の座を確保している。

 経営統合となれば両社の強みが最大化で独り勝ち、時代の流れの速さを実感します。

 

 クレジットカードやプリペイドカードやお財布携帯等は、加盟店の端末に掛かるコストと、後払いで4~5%の手数料は店が負担=お客さんの代金に加算されているます。現金はコストが掛からないと思われがちですが、レジ等の現金の取り扱いとセキュリティーに掛かるコストはクレカ以上で、もちろん商品に上乗せされています。そんな現実を理解している人は少ないのです。

 加盟店は無料で契約してQRコードの紙を貼るだけで手数料も格安。どんな小さな町のお祖母ちゃん一人のタバコ屋さんでも始められますので、時間の問題で本当の意味でのキャッシュレスが実現出来ます。お客さんはスマホを失くしても、開けられない様にしておけば使われる心配は無いしデータは無くならない。

 そして何より最大の効果は、お店のコストが減る=商品が安くなる。

 

 スーパーやコンビニで見ていると、まだ使う人は1割にも満たないとは思いますが、未来の椅子取り合戦は佳境を迎えようとしています。