感染症「対策」の研究所

 一昨晩見た岩田健太郎さんの動画が、日本語と英語でそれぞれ発信した作戦で、昨日のお昼頃から世界中に爆発しました。文字と動画の影響力の違いを、まざまざと見せつけ、船内の対応も変わったのでしょうか?

 

 要するに、日本には感染症の科学者達はいるのですが、感染症対策の研究者がいない。アメリカのCDC疾病予防管理センターの様な、感染症の「対策」の研究所を作って欲しいと要望しているのに国は動かない。自分の信念を貫いて、これを訴える最高のチャンスがやって来たのでしょう。中からはいくら頑張っても、直ぐ変えられない。

 

 国や政治家の仕事は誰に任せるのかを決め公表する事。日本中、またいないなら世界中から専門的な組織を透明性をもって募って、現場の指揮と情報の対応を委ねるべきです。そして今、世界の研究機関はどういう物で、これから日本でどういう組織を作るべきなのか、研究者をどのように教育すべきなのか。決めるのは、今でしょ。

 

 先ほど3月の古河のフルマラソンも無事に中止になりました。今後武漢の様な状況にならずに、東京オリンピックも無事開催される事を祈るのみ。そして無事に終息した後に、自分達はよくやったので、このままで良いとならない事も祈ります。