思い切って計画変更!

 毎日、虹を見ながらつかの間の雨の合間をぬって仕事を進めます。何とか分解した最後のハウスを運び込みを終えて建設をすすめて行きますが、気になっているのが今年の露地のアスパラの枯れの速さ。昨年より3週間は早く朽ち果ててしまいました。

 来年以降もこの見えない病気との闘いを考えていますと、この不安を払拭するには雨よけしか無いのは目に見えています。

 

 そこで決めました、思い切って計画変更!実験的に2列の雨よけ栽培を始める事を考えいましたが、思い切って、今ある露地畑全てを来年に雨よけしてしまう事。2列の真ん中を歩く事で収穫時に濡れない、そして雑草も少ない、防除の回数も減らして行ける。何より収量の減少は避けたいので、メリットを考えると何とかして来年断行したいと思います。

 そして、風に負けない雨よけの設計を急ピッチで進めた結果。37a全てを試算しますと300万円以上掛かりそうです・・・。

 しかし、中古で使いやすい資材を選定しましたので、既にある程度は無料で頂いて来る作戦を建てました。建設資材の単管を多用しますので200万弱はそこの部分で、建設資材の中古を含めてアイデアは転がっていないのか。助成金としての扱いは、寄せ集めの資材なので説明が難しいのですが、掛け合います。来年のハウスの新規定植を少し後回しにしてでも、やれる事は全てやって行こうと思います。

 

 ほぼ無料で集めてくるハウスは、私にしか出来ない芸当ですし、急拡大は難しい。10a100万円で、何とか地域の助成金を使ってと言うのは、他のアスパラ農家も真似しやすいはずなのです。