やっぱり農業って面白い。

 湯たんぽ始めました。昨年、四国のゲストハウスのお母さんが布団の中に仕込んでいてくれて、感激したのですが、メルカリで陶器の湯たんぽを購入しました。来てビックリ、思っていた3倍くらいの大きさでしたが、水を入れたまま薪ストーブの上に建てて置けます。寝る時に布団に持ち込んで、ちょっと邪魔ですが朝まで暖かい優れモノです。

 

 いきなりの大雪で、暫くぶりの雪国で大パニック。私はゆっくり家でネットサーフィンに励みました。

 

 農業では有名なルーラル電子図書館で、スイカでワード検索して大まかに目を通しました。700以上の記事がありますが千差万別、様々な作戦でスイカを育てています。

 私の求めている農業は、「味」と「生産性」にどう折り合いをつけるかですが、その様な記事は一つもありません。情報として叩き込んで実験方法を決めました。

 

 種なし小玉スイカを放任栽培します。摘果が重要になりそうですが、種なしの特殊な受粉方法が作業の省力化に役に立ちそうです。6月に植えるのでマルチ、接ぎ木、ドーム無しの直播します。唯一妥協したのは雨よけをする事。来年のアスパラの課題を流用出来ます。

 9月の涼しくなってからの収穫で収穫適期が長く、良く熟してからその場で収穫してお客様へ。味は間違いないと思います。雑草、病気、虫、もちろんスイカとの戦いに3年は経験が必要になるでしょうが、楽しみで仕方ありません!

 

 しかし、なんか日本の問題点が少しひも解けて来ました。重要な「味」と「生産性」を後回しに、地域を挙げて「出荷時期」と「見た目」に知恵とコスト、労力を掛けて立ち向かいます。地産地消はもちろんですが、国際的には何の意味持たないんでは無いか?

 やっぱり農業って面白いもんですね~。