はてしない物語

 モモを読んでから、ミヒャエル・エンデさんの本を読み進めています。はてしない物語は、映画ネバーエンディングストーリーの原作でした。

 本の中に入り込んで、様々な経験をして人間の世界に帰って来た少年の時間は、まだ一日しか経っていなかった。

 本を通して人は成長するどころか、一日で人の一生分を疑似体験し成長することが出来る、そんな事を読者に分って欲しかったのでしょう。そして、少年は物語の中であるアウリンという首飾りを貰うのですが、これを掛けていると自分の願いがかなう魔法の首飾り。心の底から願う事自体が、全ての始まりで潜在意識がその道を切り開いてくれる。

 本を読んだりして理解は出来ても、心に備わらない事は沢山あります。しかし、こんな例え話が人に伝えるって事なのでしょう。物語を創造できる人の偉大さを感じるます。

 

 そんな物語を聞いて、現実世界に帰って来た私ですが、ハウスの解体の方は一日中手を動かした分しか進んでいません。3日分くらいは進んでいて欲しかったのですが、そうは行かず。当たり前、やった分だけは何時かは終わるのでした。