朝晩の寒さがもう少し緩んで来れば、アスパラの成長もいよいよ本番を迎えます。
毎日、畑にはアスパラの販売はまだかと待ちわびたお客様が、様子を伺いに来て頂いています。皆様、自宅待機のコロナ疲れで、これまでに無い注目度の高さを感じています。ローカルな農業を展開している私には、完全に追い風が吹いているのですが、急にはアスパラの収量は増やす事は出来ません。今年は少し宣伝を自粛しながら粛々とこなしながら、来年には皆様の要望に応える事の出来る収穫が出来るのでしょう。
来年が楽しみで仕方無いのですが、今年はアスパラが足りない恐怖との戦いと成ります。
最近は山口周さんの本を熟読しているのですが、なるほど共感できる事ばかりです。近年、ITの発展～コロナのパンデミックから世界は大きく変わって行く。大きく、遠く、効率的にから、小さく、近く、美しく、真に応援したい事にお金を支払う時代へ。
お金を掛けなくても、様々な情報や安価に効率的な物が手に入る時代です。ユーチューバーがスーパーカーを買っちゃったなんて動画を見たりして、価値について最近よく考えたりします。皆が同じ目標に向かって憧れをもっていた時代と違って、今はそれぞれ多様な価値観が、自身の自己満足に大きく影響しています。
時代の最先端を先取りして行く、我が畑ですが「小さく、近く、美しく・・・。」美しいって、奥が深くて掴みどころが無さすぎるんです～。
