夢のような現実の話。

 今年から始めたシェアファームですが、自分なりに農業との関わりの中で7つの意義を見出して初めています。チラシに掲載しているのでそのまま書き出しみますと

 ①美味しい(採りたてをそのまま食卓へ!)

 ②楽しい(皆様の手で収穫!)

 ③安全(直接農薬を作物にかけず地元の有機肥料を中心で!)

 ④学び(採り方、栽培方法、食べ方など皆様で共有!)

 ⑤健康(沢山の野菜でビタミン、ミネラル、食物繊維たっぷり!)

 ⑥循環(生ごみは、畑のコンポストで土に戻すだけでフードロス対策!)

 ⑦保護(脱プラスチック、採った野菜はそのまま食卓に!)

 

 先日パートさん達と話をしていて、最後の保護について最強のパーツをはめ込む事が出来ました。凄っごく食にこだわる子がいまして、動物性の食物を食べないだけでなく、あらゆる添加物を食べない変わり者。もっとゆる~く生活できたら幸せなんじゃないのかと考えてしまうのですが・・・。

 しかし彼から教えられました。幼い頃に生きた動物を殺してまで、食べなくても良いんじゃないかと考えてのがきっかけだったのですが、実は動物性の食物は植物性のそれに比べて環境負荷が著しく大きい。牛肉1Kgを作るのに穀物を餌として25kgが必要で、さらに育てる過程でエネルギーを使用するのであります。

 植物性の食物でお腹を満たして生活しているだけで、環境負荷を大きく下げる事が出来るそうです。もちろん彼の様に食べないと言う選択では無くて良くて、動物性を半分にして、その分植物性の食べ物で満たす。

 これだけで健康を得るだけでなく、膨大な環境負荷を低減できる。夢のような現実の話でして、有り余る植物性の食物を供給して、さらに楽しんでもらいます。

 志はさらに進化して一人興奮しているのであります。