リン酸鉄リチウムイオン電池の衝撃。

 台風のおかげで収穫はお休みにして、久々に4時起きから解放され、しかもたいした被害も無さそうでひと安心。あと僅かとなる収穫の日々をやり切って行きます。

 今年のアスパラの生育は問題は有るものの、6年目を迎えるアスパラ栽培の中では順調に来ています。このまま何とか12月の紅葉を迎えて来春の大収穫を期待せずにはいられません。

 

 先日、用水路のパイプラインの水がいつもより2,3週間早く枯れてしまいハウス栽培をしているうちとしては大慌て。しかし、大きな発見をしました。

 以前近くの川から200m程ポンプで吸いあげを試みましたが、鉛のディープサイクルバッテリーを自宅で充電して電源を確保する作戦を試みたことがあります。しかし、バッテリーの性能上の困難に負けて諦めていました。

 今回必要に迫られて新たに、リン酸鉄リチウムイオンバッテリーを導入。その性能、耐久性、安さに衝撃!

 100V換算で2.4KWH程で価格はアマゾンで8万円程。鉛バッテリーでは使用途中から電圧が下がって来てしまうのですが、その問題も有りません。

 細かい事は省きますが、農業においては太陽光や水力と合わせて、送電線の来ていない広大な畑のど真ん中で小さな動力まで作動、遠隔操作が出来る事に成ります。

 

 家庭用では電気の時給自足のコストが、電力会社から買う電気コストを下回ります。ネックとなるのは太陽光パネルとバッテーリー価格と耐久性という時代は終わっていて、我が家に蓄電システムが導入されるのも、そう遠く無いのでしょう。

 太陽光が無くたって、各家庭で夜間電力を蓄電して昼間に使って貰う様にコントロールすればよい訳で、レアメタルを使わない耐久性のある安価なバッテリーが情勢を一変させます。