10シーズンのアスパラ生産を終えて、始める前にお世話になった北海道のアスパラ農家様に挨拶に伺い、その他の地域も見て回り、10年ぶりに北国のアスパラ生産の現状を肌で感じて来ました。
岩手県で直に感じている感覚と同様でして、露地のアスパラは壊滅状態です。施設ののアスパラは気候、土壌、労働、物理的な現状に応じて様々な施策で、正解は有りません。全ての状況が違う中で、アスパラの生育をひも解く事は難儀であります。今一度、沢山ある文献を、再度読み込んで見て、来年から修正を繰り返して行きたいと思います。
しかし、前提条件として、5、6月の北国でしか採れない春芽のアスパラは、益々枯渇して行きます。農地の取得は少しずつ楽になって行く中で、施設の価格は10年前の倍近くに高騰しています。新しい施設で採算を考えますと、優良な反収をあげ続けないと、途中でパンクする可能性が有り、植物や気候は気ままで未知です。かと言って、今までの様に無償で施設を頂いて、解体建設を続けて行っても先が見えますし、面白みに欠けます。
ここからが農業の面白い所で、100人いれば100通りの生産方法があります。計算するよりも、修正しながら成功確率を高めて行く事は出来ます。好奇心の赴くままに、失敗を恐れずに修正を繰り返し、結果を引き受けながら前へ進んで行く。
前の前提条件は今後暫くは変わる事は無く、今実験している方法をさらに磨いて、明るい未来を想像しますと、ワクワクが止まりません。
これが10年間で築き上げて来た全てで、あまりお薦めはしませんが、誰か志を共にしたい方が居れば、失敗の共有者を求めています~!