台風が来る!

 普通にニュースを見ていたら台風の被害が、これからどんな事になるのか非常に心配ですが、なんだか事情が違うらしい。

 今まではニュースを見てある程度心配して、たいしたことなかったと安心するところですが、農業を始めてみる目が変わって来ています。

 

 九州の方々の中には、慣れているとは言え台風の状況に合わせていろいろな準備をしなくてはいけない訳で、たいしたこと無かったでは準備した分ロスになる訳です。FBなんかを見ていると、数字を読める人たちは九州に上陸する前に、情報収集して勢力が非常に弱まったと既に認識しているのでしょう。

 しかしニュースでは依然、非常に強い雨が降る恐れがあり、地域ごとの雨量を算出して図にしていたりします。

 要するにメディアは警戒を発信していて、たいした事が無ければ良かったと非難される事が無い。大丈夫だといって被害が大きければ、非難させてしまう。

 これはたぶん日本人特有の性質なような気がします。マイナスな事を叩く人が少しいるのは当たり前ですが、それに異常なまでに反応して心配して行動してしまう。そんなの言わせておけばいいのにとは行かない風潮で、物事の本質を見失っている。

 

 三陸津波で逃げれなかった人ではなく、逃げなかった人達が多くいるその事実を、なぜ逃げなかったかと分析できていないような気がします。