国指定史跡との闘い。

 山中慎介、無念の2回TKOを見ながらの20分のロングダッシュ!何度も途中で辞めようと思いましたが、山中選手のこれまでのトレーニングを考えたらこんな事に負けてはいられない!と、何とか最後まで頑張りました。

 以前はもう少し楽に出来たのですが、もう少し頑張って2本出来るようにしたいと思います。

 

 今日は藩境塚の雑木の伐採工事が終わり完成報告も完了したので、教育委員会文化財課に報告と共に、その上を農機具の通行の相談をして来ました。土地自体は北上市所有の赤道になっているので、歩行は問題ないのですが、国指定史跡なので表面を保護しろと言われていました。確かに同じところをトラクターで何度も通ればわだちになってしまうので、いろいろ費用的な事も検討してコンクリートのプレートを敷き詰める方法を提案してきました。が・・・冬には一度撤去するにしても、数カ月も重いプレートを置きっぱなしで、さらに上を通行しては、沈んでその隙間が盛り上がるので表面が少しでも変化してしまうと却下。その場でいろいろ考えたのですが、数値的にどれくらいの鎮圧で表面積辺りがどうのこうのと言う話では無く、只々表面を守りたいと言われますと何とでも言えるので、取り合えず空中に橋でも掛ければと思い再検討すると引き下がって来ました・・・。

 帰っていろいろ調べましたが、さすがに幅が8mは有るので橋を架けると言っても現実的で無いと判断しまして、改めて妥協策は無いかどうか相談に行きたいと思います。

 

 しかし幅8m程の帯状の永遠と続く道は、50年以上経ったナラや桜はどんどん大きくなり、誰も管理していませんので雑草は生え放題で夏はジャングル、昨年は直径70㎝ほどある松が枯れて根から倒れてぼっこり穴が開いて、水路をふさいでいても誰も知らないような無法地帯の表面を守れと言う人たちとの話合いは、平行線をたどる事は必須なので有ります。せめて今年はその回りの自分達の借りた土地をしっかり整備して、藩境塚の無法地帯だけが残るようにして行くしか出来る事は無いのかもしれません。