子供達に伝えたい事

 鉄パイプを刺したり抜いたり悪戦苦闘。腹筋が先週よりも割れて来た気がします。

 

 昨日はグリーンツーリズムで盛岡の街中の中学2年生が畑にやって来ました。おとなしい子や活発な子など、いろいろいるもんで中学生時代を思い出しました。

 この年までにこういう体験や勉強、経験をした方が良いなんて言う人もいますが、人間どこで電球がパッと付くか分かりません。むっつりしていても内に秘めた才能や強い意志がある場合も有ります。

 

 私の場合は高校生でレーシングカートを初めていた時。バブル時代の真ッ貞中、チームメイトのメカニックとして全日本選手権のお手伝いをさせてもらっていました。朝の練習走行が終わって、予選までの短い時間の間にやらなければいけない事が山積み。戻って来たカートを台車に乗せて、チームのテントに向かいます。しかし通路はあちこちに向かうカートや人込みで大渋滞。しかしそこで道が開くのを待っている自分が居ました。そこでチームメイトに言われた言葉。「そこ開けてくれって言えよ!」

 そのひと言で目が覚めました。自分の道は自分で切り開く。待っていて遅れて失格になっても全ては自分の責任だとハッキリ認識し、次の瞬間から自分の全てが変わり始めていました。

 

 聞いた、見た、触った事を自分なりに確認して、判断して、決断を下す。当たり前の事ですし、判断は間違っている事がほとんどです。しかし間違って行くうちに正しい道は見えて来るもんです。

 今の子供達に教える事が有るとすれば、先ず何かを目指して初めて見る事。そこでの成功失敗では無く経験が全てでして、自分の肥やしになります。そして次にまた何かを目指し続けて成長し続けて欲しいですね~。やりたい事を見つけるなんてクソみたいな話なんですから。