今年もやる事いっぱい有ります。

 いよいよ気持ちが春のアスパラへと向いて来ました。と言うのは、今日あるお方に訪畑してもらいました。今まで農業に携わっている様々な方にお会いしてきましたが、その中でも、その知識と見る目とその話、全てにおいて飛びぬけて驚かされる方でして。話を聞いていたら、こっちもワクワクどきどきなんだかやる気が沸いて来ました。同じ土俵で話が出来るように、かなり勉強して元素記号で土を語らないといけません。

 

 寒さもやわらいで来ましたので、午後からは一ノ関のハウスをキメてしまいた。予想通りの暖かさで凍った土も元に戻り、ずぼずぼとバックホーで引っ張ってもらい、後は手で一つ一つ金具を取り除きながら引っこ抜いて、重たい曲がった鉄の棒との戦いを終えました。後は雪が解けたら運び出します。全身雨でずぶずぶ長靴はでろでろで、泥でヘビー級の厚底長靴になります。

 

 夜はいで湯ラインの打ち合わせで盛り上がり、今年もやる事いっぱい有りそうです。

まずは「具体的な一手」

 午前中は花巻税務署に突撃訪問。昨年の申告と帳簿づけ、それに伴い経営分析が出来れば良いのと、今後規模が大きくなって行った時の事務の効率化やお勧めのソフトなどいろいろ聞きたい事がありまして。

 

 先週まずは「具体的な一手」を打とうと、農協へ相談に行ったのですが、専門の部署を紹介してもらい、行った先にはお祖母ちゃんが3名。今後の自分の理想像を説明しますが、意思疎通は出来ませんでした。しかし青色申告は毎年3月までに翌年以降の申請するので今回は不可能な事が発覚!。有料で農協の青色申告会に加入すればどうのこうのという話に興味は有りませんでした。

 それにしても一昨年から農業を仕事にしようと、北上市、支援センター、普及センター、農協と相談に行っていたので、どなたか税務署に書類の提出を勧めてくれても良いのに~、と言っても時すでに遅し。

 ちなみに青色申告の目的は良く理解していませんが、時と場合にはよりますが、税制上幾つかのメリットがあり、私のような立場の場合は活用しない手はない様子なんですね~。

 そしてその「具体的な一手」にて考察した結果、近道は花巻税務署へ訪問することに。用意されたブースに座った幼いお兄ちゃんはと言うとこれまた残念、まだまだ研修中の様子で、話を汲み取ってと言うレベルでは無かったので、手短ですみませんが時間も勿体ないのでチェンジを要求して、話の分かる先輩を連れて来て貰いました。そこでやっと話の分かる方に出会い、大体の道筋は理解でき目的を達成したのでした。面倒なのはこれからですが・・・。

 

 実は昨日もう一つ「具体的な一手」に着手。今までオークションなどで買い物する事は有ったのですが、断捨離の為に気に入らなかったランニングシューズをメルカリに出品しました。丸一日で600ビューに8つのいいねに2つのコメント。まだ売れていませんがメルカリの破壊力にびっくり!販売ってどういう世界なのか、今後の展開が楽しみです。

寒すぎる日が続きます。

 実は昨年の早い段階から打ち合わせしていた、地元「いで湯ラインを楽しむ会」のスタートイベントがありました。実は北上市から助成金を頂いていて、これから投資して頂いた成果を見せないといけないと感じていました。

 

 以前工場で勤務していた時から感じていた事ですが、改善目標を立てていろいろやってみて結果を検証してまたやってみる、いわゆるPDCA。ある程度数字を絞って、そこだけを良くしようと作業者に意識づけして行けば、もちろん数字は上がるのですが、実は違う所に歪みが出来ていて他ではマイナスになっていたりする。ひとたび管理者が変われば見る目も変わり、いままでやって来た事が続かない・・・。何もなくても作業者が続けないという事は、ただのマスターベーションという結末は多々ありまして。

 そんなこんなで誰も居なくなっても、実は長く続くアンカーを打ちたいと仕事をしてきたつもりの自分が居なくなった今は?どうなっているのでしょうか。

 

 そんな仕事が「いで湯ラインを楽しむ会」でも出来ればよいですが。我が家を立てた地元の地域活性化ですので、何もなければずっと見て行く事になります。

 

 日曜日にはハウスの骨を引き抜いて終わらせる予定でしたが、現地にて地面を歩いた時から嫌な予感がしていました。ここ最近の朝は-10°を超える寒さでビニールを剥ぐ前の柔らかい土の感触から、コンクリートの様な感触にさま変わり。バールを指しても刺さりません。1棟目は土の中で横に這った金具と土ごと引っこ抜けたのですが、案の定バックホーで引っ張ってもビクともしません。無駄な労力を使うのは辞めて暖かくなるまで延期する事にしました。持ち主様にはズルズルと訪問してしまい申し訳ありませんが仕方ありません。別にする事もいっぱい有りますので、後回しにしておきます。

 

 

ハウス解体のプロ。

 一ノ関のハウスの解体も2棟目に突入、順序や道具、仮置きする場所など全て改善されて頭にイメージが出来上がっているので、次に自分が歩くコースまで考えつくして早い事、あっという間の1日半でアーチ状の骨だけになりました。やっぱり段取り8分、1棟目の半分の時間もかかっていません。ハウスの解体ならお任せを。

 しかし組み立てとなるとそう簡単に行かないでしょうが、多分春までにはプロ級になっている事でしょう、雑ですがね~。

 後は日曜日に地主さんにバックホー借りて、ワイヤーで土から引っこ抜いてもらいます。束にして運べる状態まで行けたらとりあえず終了。一ノ関とは言えど結構な山の上で今年は雪も多いので2駆のトラックでは入れません。

 

 現地に向かう途中、新幹線を横断します。横断と言っても地下を通っているので分かりませんが、マップを見ていると真下に新幹線の線路があるのでしょう。

 もう少し東の室根山方面は北上山地の手前にリニアリコライダーの予定地になります。うまく決まると良いですが、新幹線といいこんなクソ山奥の地下に数十キロも穴を掘ろうなんて人間って恐ろしい生き物で、無限のアイデアで重機を作り操り、人の力では出来ない事をどんどんやってのけます。しかも盛岡までの新幹線は自分の生まれる前の45年くらい前に着工して、出来たのが35年くらい前の出来事。こういうスケールの大きい事を目の当たりにすると、自分の小ささや時間の短さを実感します。

 

 今朝はあちこち-12°ー13°と冷え込みましたが、実は確実に春がやって来ています。12月初めは4時半になれば暗くなって、仕事も出来なくなりましたが、今は4時半はまだまだ明るい。確実に日が長くなって来ていて、必然的に仕事の時間も長くなって来ています。

 

自分のちっぽけな常識をぶっ壊す!

 自分ではいろいろ変えているつもりでも実は全然変わっていなくて、こんな変なので良い訳ないと思うような事が、実はよい事だったりする。自分で発見して理解するのは不可能ですが、人に言われて受け入れてやってみて自分の物に出来る人になりたいものです。

 

 スイミングの個人レッスンで教えてもらった、手のかきがどうも早いような気がしなくて、脳が理解を拒んでいたのですが、一つ発見しました。

 自分から遠くをかくと手に心地良い負荷がかかって進んでいる気になるんですが弱い腕の筋肉は直ぐに悲鳴を挙げてしまう。近くをかくことで手に伝わる実感は小さく、凄く心地悪いのですが、スピードは遠くをかくのと変わっていないし、疲れない。疲れないと言う事は、もっと頑張れるし回転も上げて長く持続も出来るかもしれない!

 以前に盛岡で平泳ぎの先生も言っていたのを思い出しました。変えようとしているのだから、今の自分にとっては違和感ありありなのは当たり前。今の自分の常識は、実は非常識なんですね~。水泳に教えられました。

 

 時が変われば自分も変わらないとあっという間に時代遅れ。いくら頭が柔らかくても気づけない事は沢山有りますので、違う事を言ってくれる人の意見をニュートラルに聞いて、除外しない事も大切です。

もう春の予感。

 ずっしりと湿った大雪は、もう春の訪れかと勘違いしてしまいそうです。

 

 天候の悪い時には、叔父さんの所の農機具のメンテナンスをして、天気の良い時には一関でハウスの解体。早く終わらせて、2月に入る前からは道具をテェーンソーに持ち替えて、藩境塚の雑木のかたずけと、新しく借りる事になった畑の雑木も倒しておく。雪の解ける前にまでには最低限終わらしておきたい事で、ここまではやっつけ仕事。

 ここからはまだやり方すら見えていない、簡単に行かない机の上での簿記の勉強しながら初めての申告と、今年からの新規就農者として認定を受ける為の資料作りに実際の計画。いろんな人に会いながら先の見えないパズルを組み立てます。

 そして雪が解けたらもう休む暇はありません。

 

 年末から少し考えなくてはいけない流れになった、アスパラ以外の畑の使い道。今ある土地を利用する事だけでなく、どんな目的をもってどんな方向で進めて行くべきかを問われて来ていて、これから計画以外に訪れるであろう様々な出来事にどう対処できるかが決まって来ます。     

 

 また初心に帰って、自分が農業を始めた理由をしっかり認識して、改めて平成30年のスタートです。

 

今年一年の具体的な目標を作らないといけません。

 週末は成人の日の恒例の、大船渡駅伝へトライアストロン仲間と出場。一区間4キロ程度をやっと平均キロ3分50秒を切った辺りで走りました。初めの1キロまでは3分30秒くらいの勢いはあるのですが、その後ガクッと落ちるペースが課題ですね~。やっぱり上体を楽にして、下半身に力の込めやすい体作りが大切です。もちろん下半身の筋力強化もスピードを出す為には必要になりますが、そう簡単には行きません。

 

 ランニングでもラップタイムが気になるようになって来たのと同様に、最近水泳でも一定の距離を泳いだ後の、タイムの確認が出来るようになって来ました。小さな事ですが、これはやはりもう少し速くなりたいと思う事から始まっています。

 

 フェイスブックでフォローしているので、いつも目にする野村克也監督の名言集で、さっき見たのが、

「夢や希望を抱くことは、感じること、考えることの出発点」

 

 すごく小さな普段のことから人生に係わる事まで、全てに当てはまるよく考えられた言葉です。