メディアアーティスト。

 ここ数日、ハマっています。メディアアーティスト落合陽一さんの動画を暇さえあれば見ています。

 30歳くらいの彼は、科学者であり芸術家でありエンジニアであり教育者であり、そして思考能力がすばらしい。

 日本の高齢化について聞かれると、教科書には数年後に人口がこうなって割合がこうなって大変な事になるとは書いてあるが、それでどうしたら良いのかは書いていない。から始まって、今のままで行くとこうなって、改善が進んだ場合はこうなって、いろいろと不具合が出て来るが解決策は2つに絞られる。その時に必要になって来る事はこうこうこういう技術であって、一つの対策だけで無く総合的に動いて行く必要がある。議論すべきその論点はこうで、自分の関われる事はこうで、そしてそれが日本を救い未来は明るい・・・。

 考えが非常に論理的で答えを導き出すその姿は、刺激的で心を揺さぶられるのであります。

 

 そんな昼休み、ピンポンと農協からの訪問者がいらっしゃいました。そんな流れで、アスパラ生産者の部会の高齢化で、将来はどうしていくつもりなのかと問いかけてみると、もちろん思考回路はゼロなのです。

 そして私の思考はというと、共同選果場が維持できなくなって解散しますと、自分は何とか売り先を探すとしても、いろんな意味で困る事も出て来る・・・。

 ・・・実は私も思考はゼロな事に気づきまして、まだまだ考えておくことは多くあります。その為に自分は何が出来るのか?。

 解決策はこうこうこうで、北上市のアスパラの未来は明るい、楽勝だついて来い!くらいの準備が必要です。

 

ワイド―!

 今日でアスパラの収穫を終了しました。ここからは来年新たに目を出すためにアスパラ達も根っこの育成にスイッチを上手く押してくれると良いのですが。今年幾度となく見て来たアスパラ達のスイッチオン。確実に植物には何かのきっかけで一斉に気持ちを切り替えます。

 

 いよいよ今週末は地元北上マラソン。私はと言うと順調に調整はしてはいますが、まだスイッチは押しません。次週の宮城復興マラソンで押すつもりなのでした。

今週はその予行練習となるのですが、スターからゴールまでキロ4分半を目指します。前半はスローペースに感じますが何とか気持ちを抑えて、最後は必死のキロ4分半で3時間10分きっかりで戻って来る事が出来るでしょうか?

来週スイッチを押すつもりなので今週はしっかりと1日15キロを目安に走り込むつもりなのでした。

 

 そして昨日もう一つスイッチをポチっとエントリーしました。1月20日の宮古島100キロワイド―マラソン!そして北上マラソン石垣島のマラソンの抽選に当選して旅費までGET、そのまま沖縄に居座ります。どなたかご一緒にどうでしょうか?

無責任。

 台風の中心位置の通過が北上市の東側になったので、静かな夜となりました。午前中は吹き返しの西風に少し注意が必要ですが、それほどでも無いのかもしれません。

 

 昨日の夕方に北上市では避難準備が出されて避難所を開設したようでして、高齢者等避難開始となっていたので、どういうくくりで避難を勧めていたのでしょうか?

朝方台風の進路を確認して通過後の西風を心配していましたが、市からの情報は皆無でして、そして朝9時頃これから風が強くなるのにも関わらず、解除されました。

 あまりにも無責任すぎて、誰も耳を傾けなくなるのが良く分かります。

 

 台風の進路が少しでも西に来たら大きな被害になる重要な局面があったはずなのに何の情報も出さない。決められたくくりに大きく分類して責任さえ果たせれば良いという考え方では、たいがいは大きな被害にならない事をみんなが理解して、本当の災害の時に誰も非難しないという事になることは東日本大震災で学んだはずなのですが・・・。

 

 色々な気象庁からのデータはリアルタイムで誰でも見る事が出来るようになりました。数十キロ離れた町で状況は変わりますし、時速90キロで走っている台風は当たり前、1時間に90キロ移動します。それを読み取って専門家が各地域でリアルタイムに情報を発信すべきでしてユーチューブで気象庁のデータを移しながら通過する12時間くらい解説しても、お金はさほど掛かりません。

 行政の責任の考え方を、大まかな分類から大きく転換が出来る時代に、何もしないのは無責任です。

  

 

「挑戦」では無く「実験」

 先週末に市町村駅伝にでまして、中距離用の軽いソールの薄いシューズの両脇外側に穴が開きました。以前からつま先側の外側から着地していましたが、数回の使用で穴が開くとなると自分の走りをはっきりと認識しました。認識する事が改善の第一歩なのです。

 外側からの直地はO脚から来るのと、着地時に地面を迎えに行く形になりクッション性が良くなり衝撃を緩和すると思っていましたが、マラソンなんかの場合は体の衝撃より足の筋力疲労の方が大事だと思いまして、母指球から着地するように変えてみました。使う筋肉が少し変わるのでふくらはぎに痛みはありますが来週末の北上マラソンまで続けてみたいと思います。

 以前から変えたくても変える事の出来なかった、一本の平均台の上を渡る様な走りを、少しですがハシゴの両脇に平行に着地出来るようになりました。

 レースで走らないと何とも言えませんが、まだまだ実験は続きます。

 

 そしてもう一つの実験が、ここ一週間主食が余ったトウモロコシに変わりました。朝2本、昼1本、夜2本、完全に私の体はトウモロコシで出来ています。このニワトリ大作戦が功を奏する事になるのか面白い実験になります。

 

 ちょうど聞いた話で、人生においてチャレンジ、「挑戦」しろと言うと失敗は意味が無く、恐れて尻込みしてしまう人が多いので、「挑戦」では無く「実験」と考えると失敗には意味が有るようになるとは面白い話で、全てにおいて実験の失敗ほど大切なものは有りません。

いよいよ佳境を迎えます。

 いよいよ4月後半から一日も休まず5カ月間続いたアスパラの収穫も佳境を迎えようとしています。今週の最低気温の低さで息絶える事になるでしょう。ようやく5カ月間休み無しの生活を終えようとしているともいえます。

 しかし畑での朝市のいう名の下に強制的に早起きして、時間を無駄にしない為の口実にしたいと思います。まだまだキャベツも売りますし原木椎茸も次々に出て来て、残った虫付きトウモロコシなんかも配布して行きたいと思います。

 

 昨日の車を入手する所までは、JRも含め現金を使う事は無かったのですが、市役所で住民票取ったり、盛岡の検査協会でナンバー貰ったりと改めて昭和へタイムスリップでした。住民票コピーして350円、その殆どはあなたとその後ろに居る人々の人件費。検査協会では5,6回窓口をたらい回しにされて車検書に書いてある記号を何度も書かされて、酷いのはこれを8番の窓口へと言われて受け取ったのですが、そこは7番でしてあなたの肩の15センチ左に居るひとに渡さずに私に渡す・・・。そのまま一歩も動かずにハイどうぞ。

 最近よく言われるAI人口知能に仕事を奪われるなんて言われますが、スマホアプリで十分なレベルなのであります。

 

 自動車を売るオジサンは仕事の改善が全て自分の利益にインセンティブされますが、彼らは逆に改善したら自分達の仕事が無くなっちゃう~頭なのですかね。

 地方の行政って、都会では難しいけど地方ならではのヤレル事がてんこ盛りに有る状況だと思いまして、どんどん効率化して仕事減らして、いろんな事やったら良いのに~勿体ない。

 

新しい愛車。

 週末、収穫終わりに雨で仕事にならないのを見越して、ヤフオクで買った車を取りに埼玉の田舎町までレッツゴー。そして昨日も雨で仕事にならないのを見越して名義変更へ盛岡へ。無事新しい車の手続が終りました。

 個人で業者間の車のオークションで買い付けして、ヤフオクで売りさばいている人でして、色々事情を聴けて勉強になりました。

 神奈川で使われていた4駆の軽バンで、ディーラーからの払い下げ。走行距離も10年で15万キロとすくなめでして、予測するに仕事の車でもずっと乗っている訳で無い配達用。箱根なんかのたまに雪の降る所にも配達に行く機会があり、神奈川では珍しい4駆。東北で融雪剤まみれで錆びた中古車とは訳が違いまだまだ使える軽バンとの事。そんなちょっとした目利きだけの商売でして、今日も東北の雨で仕事にならんと私の来る前にも一人取りに来たそうです、あっぱれ。しかし100、200台見て自分の目利きで1台仕入れるかどうかだそうですが色々研究すれば簡単そう。

 個人で店も持たずに空き地のみで営業出来るからの値段でして、税金払っているのかどうかは別にして、インターネットの普及で個人>中古車ショップと優位性は確実です。

 ヤフオクで車なんて大丈夫なのかいと言う人もいますが、その人を信じるかどうかは全て自己責任で、そのリスクは自分で飲み込むべきお金と理解出来ないと、何か有った時にダマされたと後悔するバカ臭い事になります。

新たなステップアップ。

 トウモロコシが大分いい感じに育って来ました。そこで朝市にアスパラ買いに来て頂いたお客様にプレゼント致します。数日間は大量です。

 もれなく虫付きで持ってけ泥棒...!

 

 そして、来年の新たなステップアップが頭の中を駆け巡っています。

まず一番に、新植のアスバラにハウスをかける事。

 初めてアスパラを植える土地ですら病気の感染は止まりません。土壌の菌量と言うよりも、空気から風に飛ばされてあちこちに降り注いでいるのでしょう。風当たりと、雨による菌の胞子の拡散は他に防ぐアイデアが有りません。

 あと残り120m位は必要でして宛もありませんが、来月から早速飛び込み営業をかけるつもりです。多分、直ぐ見つかってしまって、冬も働く事になるでしょう。

 今建てているハウスで、オーバースペックな部分は出来るだけ削除して必要な物は補強していて、大分コストダウンは出来ていますが、冬に時間はありますので、出来るだけ新品にお金をかける事はしません。

 

 そしてもう一つが秋の施肥。転流促進も含め全国様々な考えのもと思考錯誤をしていますが、各農家の様々な事例をパクっても条件が違うのが土壌の難しいところ。もちろん量を採りたい、美味しくしたいと目的も様々な事は言うまでも有りません。

 ちょうど農協主催のアスパラ講習会で普及センターの方と話す機会がありました。やはり答えは同じでして、発表出来るような答えは無いのですが、なんかちょっと矛盾を感じました。

 いろんな失敗や無駄を繰り返して要因を絞って確率を上げる事しか方法は無いのですので、上手く行った事よりも失敗した変わらなかった、多くの事例や実験の状況報告をしてほしのです。失敗した宝の山を無駄に捨てないで欲しい!

 

 これは農業に限らない話かもしれませし、いろんな企業の思惑も絡んで来るのでしょう。