産直の心理。

 3カ月ぶりくらいに半日は休みにしようと思っていましたが、雨が降る前にあれもこれもと考えまして、結局昼飯も食べずに夜まで働き続けました。タイヤ交換はお預けです。

 アスパラの収穫は終了して、丁度良い働き盛りのサイズを育てますが、細いのや太いの、密集している所は剪定します。昨年は目印をつけて後はパートさんに収穫して貰いましたが、効率も考えて今年は一人でパット見で判断して収穫して行きます。

 これがなかなか楽しい作業でして、毎日2時間どいつを残してやろうか迷いつつも、アスパラ達の生き残りをかけた下剋上の裁判官を務めます。形の揃った茎達が揃って畑が出来て行く姿は圧巻。後は病気にならずにすくすくと育ってもらう事を祈ります。

 

 後から出て来る次男、3男の方が選ばれる事も多く、穂先が開いたアスパラが多くなります。昨日は産直の開店日なのでJAでは廃棄されてしまうような極端な形の物を、少し多めに束にして、輪ゴムで縛っただけで出してみた所、バカ売れ。あっという間に完売でした。

 産直に来る人達の心理を勘違いしていた様でして、良い気づきでした。新鮮でちょっとしたお得感。綺麗にそろえたり、小分けにする事は逆効果なのかもしれません。