時とは植物の様に美しいもの。

 スキーにもやっと慣れて来ましたが、ふと不整地や急斜面に入りますと今まで出来た事が出来ません。力が入って後傾になり急に板が暴走します。しかし圧雪された緩斜面にやって来ますと、上達していて簡単にコントロールが出来る。

 出来る事をずっと続けるより、出来ない事をした方が成長するのであります。

 

 最近はクラブハウスなる物が流行っている様ですが、聞く時間を作るのは意外に難しくて、何か考えていると頭には入って来ません。単純作業の時間に限ります。

 私の場合はジョギング中なのですが、スキー場でも十分使えます。リフトに乗っている時間は読書の時間になります。

 

 今日オーディオブックで公開された、台湾のオードリー・タンさんの本も大変興味深い。そして、期待していなかった、モモというドイツの童話本の壮大さに心を奪われました。何だったんだろうか?凄かった・・・。

 忙しく時間無く過ごす、現代の大人達に提唱を鳴らしているかのようです。

 未来の何かの為・・・、たった今をただの手段としてセカセカと使ってしまう大人達。時とは植物の様に、芽を出し花を咲かせ枯れて行くとても美しいものと語っています。今と言う時間を、未来の為に犠牲にしてしまっていると言う考え方は、思いもつかないが、的を得ている様に感じさせられます。今を生きる子供達とは、時間の過ぎ去る速度が全く違うのであります。