牛のうんこ。

 アスパラの病気との闘いの真っ最中ですが、午後からは隣の田んぼに牛のうんこを大量に運搬しています。昨日までに4トン車20往復。やっと頂ける量の半分程度を終わらせました。ていう事は40台分のうんこを、今いるホルスタイン6頭程度で2年くらいで排出した事になります。自分のうんこを2年も貯めておいた事が無いので理解できませんが、一匹のうんこが相当な量なのは確かです。

 自前でデントコーン(牛の食べるトウモロコシで高さ3メーター以上になる植物)をやっている酪農家さんでは、きちんと牛のうんこを完熟させて堆肥にして畑に撒いてでデントコーンを育て、それをまた牛が食べるというサイクルを完結させていて、そこからミルクというの恵を頂いています。素敵な仕事ですが動物を育てるって大変な事で、食事に、病気に、怪我に、妊娠、出産、にと全て面倒見なくてはいけません。

 アスパラも大量に収穫出来るように改良されている品種ですし、同じ場所に大量にアスパラを植えていますので、畑から大量に作物を持ち出す事だけでは都合よく山や森のように循環してはくれませんので、人の手で大量に出した分は供給しないといけません。

 

 昔は人間のうんこも貯められて、堆肥として畑にまかれて、またその作物を食べる事で、循環されていたんでしょうね。

 

 うしの足元には一般的にわらやウッドチップが引かれていてベットになり、その上にうんこが一部まき散らされ、うんことわらまみれの生活をしています。それを一定時期で新しいのに更新して行きます。

 頂いている酪農家さんは珍しくわらしか使っていないので、うんことわらのMIXでこれがうんこが完熟した堆肥になるのに適しているそうで・・・。聞いた話なもんでよく分かっていないのですが、そこら辺の研究もこれからしていって、酪農家さんとWIN.WINになるような方法を検討して行きたいと思っています。