超快適。

 冬の間に組み上げたロードバイクで北海道ツーリング。2日間で300キロ程を、ほとんど向かい風で漕いで来ました。北海道の南風、恐るべし。

 

 見た目は殆ど変わりませんが、10年前からの細かな道具の改善には頭が下がります。

 先ず変わった点は、ギヤがワイヤーで引っ張る方式から電動バッテリー方式に変わりました。ハンドルから無線で前後のギヤをモーターで駆動します。細かな調整いらずで、確実にギアチェンジしてくれます。驚くべきはその操作性。ボタンを押すだけなので、ずっと押していれば次々にギアが変わって行きます。そして劇的にハンドル周りが軽くなります。バイクをダンシングさせた時の軽さは明らかで、もう機械式には戻れません。誰でも簡単に取り付けるだけなので、自転車屋さん泣かせで取り付け調整も超簡単。バッテリーも短期間の旅くらいでは心配いらずで、一応予備のバッテリーを携帯しています。

 

 ブレーキもホイールを挟み込むタイプから、ディスクブレーキに変わりました。重くなるデメリットも解消されて来ました。特に旅をしますと、雨の日の峠の下り坂では昔のブレーキは効きませんし、ブレーキパットもみるみる減って行きます。絶大な安心感と最大のメリットは高級なカーボンホイールを普段から使う事が出来ます。減るのはブレーキローターとパットなので安心です。タイヤもチューブレスになって、中にシーラントと言う液体を入れます。小さな釘が刺さったくらいでは、穴を補修してくれて裂けなければ一気にエアが抜ける事はありません。転がり抵抗を改善するとの事で、タイヤ幅も太くなり、多少の砂利道も安心です。

 

 何だか意味が分からないかと思いますが、仕組みが大きく変わって超快適なので有ります。