来年の畑の大枠は~!

 畑の冬じまいも完了して、来週からは寒気も入って来て、雪はまだ無いですが畑で仕事をする気力は無くなる事でしょう。今年の残りは家のDIYに少し取り組みつつも、残務処理をしておきます。

 

 来年の計画の大枠を決めました。新たに25aの隣りの田んぼを借りる事が出来まして、総面積は2丁2反ほどになって来ます。

 新しい畑では暫くは土作りも兼ねて、シェアファームを倍増して70名程の会員を募って行きます。今までは畑にアスパラを買いに来る方々に声掛けだけで良かったのですが、いよいよ本格的にシェアファームの名前を市内の方々に伝えて行きます。

 

 アスパラ畑ですが、未だに納得の行く収量を見越した栽培が出来ずにいまして、来年は少しトーンダウンして、増設は40m強のハウス一棟のみ。香川方式の結果が見えて来るのは来年の秋ですし、高畝だけでは変化が見られなかったアスパラ畑には、60センチ程のもみ殻の暗渠を張り巡らしてテストして行きます。香川では地上に大きな段差を作りますが、地下に見えない段差を作って、アスパラ達に綺麗な水をどんどん供給出来る様にして行く作戦で、既設のアスパラ畑でも実験をして行きます。

 

 冬の間に1つ勉強しようと思って、機器を集めているのがラズベリーパイと言う小さなコンピューター。岩手県産業振興センターの方々にも協力してもらう手筈を整えていました。簡単なプログラミングを習得して、低コストIot農業に取り組んで行こうと思います。何かの制御をしようと思うと、タイマーやカウンター、シーケンス制御と大がかりな制御盤や、メーカーのブラックボックスになる専用のコンピューターとは、時代が大きく変化して来ていました。数千円のスマホよりも小さなコンピューターで様々な制御がプログラミングだけで、畑のど真ん中のあちこちに安価に設置する事が出来ます。

 行政、メーカー、農協が主導するような、超高コストスマート農業に圧倒的な差を生み出していける時代は、整っちゃって居たので有ります~!