秘伝豆が膨らみ始めました。

 2週間かけて、平泉のビニールハウスを解体して運んで来ました。久しぶりに手の指が固まりましたが、今年中には建設を終えて既に終えた1棟とあわせて、来年は50m程度のハウス4棟にアスパラを定植します。

 いよいよ10月に入り、アスパラもトウモロコシもあと僅か。来年まで暫くお預けです。変わりに枝豆のさやが膨らみはじめています。初めての秘伝豆を捥いで行きながら、色々と思いを馳せて行きます。

 

 そもそも採りたての味に違いを生み出せるのかどうか。大きな鍋でドサッと茹でて家族で食べる秋の風物詩としてはかなり魅力的です。

 種を撒いてから2度土寄せしただけで無農薬の手間いらずですが、収穫からが異常に手間が掛かり、機械化は必須であります。コストを掛けずに収穫を機械化出来たならば、選別せずに安く測り売りする事で、違いを生み出す事ができます。一年間かけてヤフオクとの根競べを始めたいと思います。

 今年の収穫の状況の善し悪しも初めてなので分かりませんが、作る所までは肥料、農薬とコストがほぼ掛からないので、不作でも痛くも痒くもありません。転作で大規模に栽培するのも作業場が有れば可能です。

 売れ残ったら秘伝豆大豆としての道も有るようで、これまた冬に向けてもう少し楽しめそうです。計画から一年間掛けた楽しい実験は、正に人生の楽園であります。