古着でワクチン

 今年も無事に雪が積もり、まだ畑で出来る仕事は残しつつも家での仕事に取り組んで行きます。断捨離をだいぶ進めて、チョット手狭になった宅配集荷用の冷蔵庫も、ひと回り大きい中古を探して、今のは必要な人を探して無駄なく回して行きます。

 

 以前にどなたかがSNSに載せていた、古着でワクチンっていうのを何回か使わせて頂き、だいぶ洋服棚がスッキリしました。

 服や靴なんかの肌身に触れる物は中々売れませんし、沢山あって売れたとしても手間賃にもならない。かといって捨てる事の罪悪感から、貯まるばかりの衣類ですが、この古着でワクチンは中々優れたシステムであります。

 送料よりも多くのお金を払って古着を回収して貰って、その一部が世界中の医療を受けられない様な貧困の子供達に寄付される。

 古着屋業者が古着を集めるのに、沢山持って行っても100円なんて事ですとガソリン代と時間を掛けて損した気分になるのですが、こちらはお金を払う事で気分が良くなります。

 収益のほんの一部でも良いので寄付されて、誰かの命が救われるのかも知れない。衣類を捨てる罪悪感を、良い事してやったと言う気分に転換させる事で、古着屋さんの運営を円滑にしてしまう・・・。

 なんという価値の転換と創造。こんな素晴らしい仕事が出来たらと、羨ましくも惚れ惚れとしてしまいます。https://furugidevaccine.etsl.jp/